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マメ知識

紫外線対策!

紫外線は、3月ごろから増え始め、6月~7月が最も強くなります。
春先からの紫外線対策が特に大切です。また、冬場でも紫外線は常に降り注いでいるので、年間を通じた紫外線対策が必要です。
*紫外線は直射光だけでなく、地面や水面からの反射光にも注意しなければなりません。

また、時間帯によって紫外線の量は違い、午前10時から午後2時頃までに、1日の半分以上の紫外線が降り注いでいます。さらに、紫外線は曇りや雨の日でも降り注いでいます。快晴の日の紫外線量を100%とすると、雨の日でも20%~30%、薄曇り程度であれば50~80%くらい降り注いでいます。お天気が悪いからといって、決して安心ではありません。
*帽子で約20%、UVカット機能つきのメガネやサングラスで約90%紫外線から目を守るとこができます。
⇒SPF(Sun Protection Factor)おもに紫外線のUV-Bを何倍防ぐことができるか表す数値です。
⇒PA(Protection grade of UV-A)紫外線のUV-Aをどれくらい防止できるのかの目安です。

● UV-Aは肌を黒くさせる色素沈着(サンタン)をおこし、シワやたるみなど、肌の老化を引き起こす原因となり、UV-Bは肌が赤くなる炎症(サンバーン)を起こし、シミやソバカスなど、肌の乾燥の原因となります。

日焼け止めには、紫外線吸収剤と、紫外線拡散剤の2種類があり、いずれも日焼け止めによく使われている成分ですが、ごくまれに紫外線吸収剤が肌に合わない方がいらっしゃいます。
未成熟な子供の肌には、紫外線吸収剤無配合の「ノンケミカル」の日焼け止めをおすすめします。ただし、肌状態や治療方針によっても異なりますので、かかりつけ医に相談するようにしましょう。